このリゾチウム、一体どういう働きがあるかと言うと・・・。
N-アセチルグルコサミンと
N-アセチルムラミン酸のβ1→4結合を
加水分解するもので・・・
あぁ、もういいですね(-_-;)。
我々のリサーチ(?)によると
これらの物質は細菌やウイルスの細胞膜に含まれるものらしいのです。
要するに(^.^)、この「結合を分解する」と言うことが
↓
細菌の膜を溶かすと言うことになって
↓
リゾチウムの働きは殺菌・抗ウイルス作用であると言うことになるのです。
お分かり頂けましたでしょうか(ガッテンガッテン)。
リゾチウムはその効果を生かされ、食品の保存料などに使用されています。
しかしながら、たまご単体で見るとすべての細菌の繁から身を守るには
リゾチウムだけでは力不足です。
冷蔵保存と言った「たまごの正しい保存、調理方法」はその為にあるのです。
ところで、リゾチウムは医薬方面でも活躍しています。
殺菌作用、喀痰の分散作用などを見込まれ、
市販のかぜ薬やトローチなどにもこの酵素が含まれています。
そう言えばかぜを引いたときは玉子酒。
これは免疫力を高めると言う点において利にかなっています。
いやはや先人の知恵には驚かされるものですね。
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≪玉子酒の作り方(一例)を大紹介≫
Ver.2.01 |
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材料
卵 1個
日本酒 120cc砂糖(または蜂蜜)
10cc |
作り方
1. 日本酒120ccを約50℃くらいに暖める。
いわゆる熱燗に。
2. 全卵1個を良くかき混ぜ、砂糖を加える。
3. 暖めた日本酒に2.のたまごを少しずつ垂らしながら、
のばすように混ぜ合わせる。たまごが固まらないように
暖めすぎず(約55℃)にゆっくりと。
4. ほどよく熱して完成。
☆ とろ〜りとした感じに仕上げるのがポイント。急いで作ると「かき卵」になってしまうのでご注意。 |
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