養鶏なお話 |
高島産業では(有)新延孵化場さん、(有)出口種鶏場さん他、からひよこを購入しています。 いつもお世話になっておりますm(__)m。 一羽一羽のひよこに予防接種を施し、サルモネラフリーの、元気で丈夫なヒヨコが 高島産業にやってくるのです。 |
餌付け直後のヒヨコの育雛舎では若干温度と湿度を高めに保ちます。 季節によって差はありますが30度前後に設定します。 暑そうですが、生まれたばかりのひよこには適温なのだそうです。 |
餌付をした時からワクチンプログラムは始まります。
病気から守る為には欠かせない作業です。
以前は注射によるワクチン接種が多かったのですが、
鶏へのストレスなどを考慮して飲み薬や目薬等、負担の軽い方法へ変更されています。
ひよこはすくすくと大きくなります。 日齢(年齢ではなくて日齢です)に合わせての管理をきちんと行う為には エサ箱やニップル(突付くと水が出ます)の高さを調節するなど、 細かい作業が必要です。 場合によっては日齢に合わせて育成専用の鶏舎へ引越ししたりもします。 |
成鶏舎へは120日齢前後で導入されます。 その時のヒナを高島産業では若メスと呼んでいます。 鶏舎の担当者は若メスを見れば鶏の成長具合が分かるといいます。 育成担当者から成鶏担当者へのバトンタッチがうまくいくことで、若メスは安心してたまごを産むことが出来るのです。 |
「オールイン・オールアウト」と呼ばれる鶏舎管理方法です。
高島産業では、オンダン農協さんと山本食鳥(有)さん他に廃鶏を出荷しています。
ロットによって差はありますがおよそ700日令前後で鶏は出荷されます。
餌付け(孵化)から出荷(出荷後)まで、養鶏産業のサイクルの一端を担うことも
高島産業の大切な役目です。
育成、成鶏を問わず、空になった鶏舎では掃除、消毒を必ず行います。
病気や細菌、特にサルモネラ等の食中毒原因菌の増殖を未然に防ぐためには
鶏舎のクリーニングは徹底して行わなければなりません。
もちろん真冬の厳しい寒さの中でも水洗い作業は行われます。
消毒された鶏舎は品質管理室が細菌検査を行い、消毒がきちんと行われたかを確認します。
検査、検証を行い、GOサインが出されて初めて鶏舎に鶏が導入されるのです。
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綾上高原農場敷地内の一番上にある農場です。 ここでは主に赤玉(赤いたまご)を産むボリス・ブラウンという鶏を 飼養しています。 |
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綾上高原農場のちょうど真中にある農場です。 6棟ある鶏舎では白玉と赤玉の両方を生産しています。 |
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ここはウインドレス(窓なし)鶏舎が7棟ある農場です。 近くによると大きな換気扇が目を引きます。 一定の環境が保たれた鶏舎では今日も健康な鶏が たまごを産んでいます。 |
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高床鶏舎とセミウインドレスの鶏舎を有する農場です。 育成舎では成鶏舎に入る若メスが元気に育ってます。 |
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成鶏舎4棟と、育雛・育成舎を有する農場です。 周りに、茶畑の広がるのどかで自然豊かなところです。 |
HACCPの推進やISOの取得に向けて、各現場での5S運動 (整理・整頓・清掃・清潔・習慣)の実施状況の確認、指導を行っています。 |
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定期的に各現場(農場、GPセンター)サルモネラ菌の検査をしています。 特に、鶏が導入する前の鶏舎の検査は念入りに行っています。 また、外部より農場内への菌の持込を防止するために、飼料、孵化場より購入した雛、 鶏卵配送車輌についても、検査を行っています。 |
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品質検査は、卵と堆肥製品について行います。 卵は、卵黄色、鮮度の判断基準となっているハウユニット、卵殻の堅さなどを調べています。 堆肥製品は、同じ製品が効率よく製造できるように、水分含量の測定を行ってます。 どちらの検査結果もお客様に満足してもらえる製品を作っていくことができるよう、 現場での判断材料として活用しています。 |
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ノボ・ブラウン |