レシチン 〜 Lecithin 〜 | |
「レシチン」という栄養素をご存じでしょうか。 レシチンは大豆などからも採れますので、卵黄から採れる物は「卵黄レシチン」、 大豆から採れる物は「大豆レシチン」などと呼ばれています。 「レシチン」は卵黄に含まれる脂質の一種で、「界面活性剤」としての効果が高く 油と水の両方になじみやすい特徴があります。 例えば油になじみやすいことで血中のコレステロールを溶かして運び出したり、 水になじみやすいことで栄養素を溶かして細胞内に運び入れたり、 その逆として老廃物を細胞外へ運び出したりしています。 つまりレシチンは細胞の内外でその特長を生かし、栄養摂取や代謝、 排泄の役割の一端を担っています。 「レシチン」が無ければ細胞が生きていくことは困難です。 「レシチン」には上記のような役割から、 体内のコレステロールの調整、細胞を活性化させることから自律神経失調症、 不眠症、精力減退など神経細胞の不調を改善し、 高血圧、心臓病、肝臓病、糖尿病等の予防にも効果があるのではないかと 言われています。 このような大切な栄養素がまだまだたくさん入っている卵。 |